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小学生の習い事の注目度第1位のロボットプログラミング教室 -やるべきか。どこの教室に通うのがベターか。

小学生に習わせたい習い事No1のロボット教室

こんにちは、kurokoです。

ここ数年で、小学生へ通わせたい習い事ランキングでロボットプログラミングが急速に高まっています。

2019年にさせたい習い事ランキングのトップが「プログラミング」という調査結果もあります。

下のグラフ、
上は「保護者の間で話題になった習い事」
下は「2019年、何の習い事をさせたいですか(させる予定ですか)」
どちらも、プログラミング教室が1位になっています。

 

私の子供にも、3年前からロボットプログラミング教室に通わせています。
その経験も踏まえて、この記事では以下を紹介します。

  • 小学生から初めておいたほうが良い理由
  • 人気のロボットプログラミング教室5つを紹介
  • ロボット教室の選び方

小学生のお子さん、来年小学生になるお子さんをお持ちで、ロボットプログラミング教室に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。参考になると思います。

 

小学生になったらロボットプログラミング教室を始めた方が良い理由

ロボットプログラミング教室がここまで注目される理由は複数ありますが、根本的には、急速にデジタル化している世の中にあります。

  • 小学校の指導要領が変わり、授業にプログラミングが取り入れられてきた。
  • 将来AIの発展により、今ある職業の半分が無くなると予想されている
  • 一方で、ITやプログラマーが大きく不足すると予想されている
  • さらに、AIにはできないクリエイティブで創造性の高い能力が必須とされている

私は仕事でコンサルティングをしていますが、自分自身に求められた能力や、入ってくる新人の方を見ても、今の学校教育でプログラミングやクリエイティビティが教育のメニューが無く、しかも世の中はどんどん変わっていくのに30年前とほとんど変わらない教育方針・メニューに疑問を持っていました。

世の中がデジタル化してきており、子供の将来を考えると、ロボットやプログラミング、AIなどをやっておいた方がいいという事はわかりました。

 

一方で、日本の問題もあります。

世界と比較して日本の取り組みは大幅に遅れている

日本でも、ようやく2020年から小学校の学校指導要領が改定されて、授業にプログラミングが取り入れられます。

しかし、海外は圧倒的に先を行っています。。

アメリカは20年以上前から。。

アメリカでは、20年以上前から取り組みがスタートしています。
今のシリコンバレーや起業家が量産される事、世界中から優秀な方が大学に集まる理由の一つもここにあります。

  • 90年代には、STEM(Science/ Technology/ Engineering/ Mathematics)強化を強化するという方針が打ち出される
  • 2006年には、ブッシュ大統領が10の指針という形で、プログラミングを始めとした人材育成の強化策を定時
  • 2008年には、オバマ大統領が一般教書演説で優先課題に。そして実際に年間30億ドル(3300億円)もの投資。特に教師を10万人育成

これが、10年以上前です。。

アメリカ以外の国でも早くから対応が

アメリカだけが特殊かというとそうではありません。

  • オーストラリアでは、2009年にiSTEMというプログラムが開始
  • ディープラーニングを生んだカナダでは2011年には大学から新たな学科を作り変わり始めています
  • イギリスでは2014年からプログラミング学習を必須化
  • インドも2015年には6歳〜18歳の教育プログラムを変えています。
  • シンガポールでもすでに小学生の授業はサイエンスを重視、中学以降で総合的な教育を実施
  • 香港でも2015年には指針を提示
  • ベトナムでは2012年から私立で授業開始、2015年には科学技術省が動いています。

このように、アジアの国々も続々と動いています。

 

日本での取り組みはどうか?

日本の本格的なプログラミング授業にはまだ課題

その後をかなりゆっくり追うように、日本でも2016年にようやく2020年度から学校指導要領を変えると発表されました。
4年もかかっています。。遅い!

ただし、時間がかかる理由もあります。

日本では良くも悪くも、義務教育の質が高いです。
当然良い事ですが、今のように変化が激しい時代、ある程度柔軟に学ばせる事を変えていくべきです。

しかし、義務教育の「質」を保つために、まずは教える側の先生への教育が必要になります。
全国の小中学校で、どこでも同じ教育が受けられるようにするというのは、膨大に時間がかかる作業です。

アメリカはできているのか?
Yes and Noです。結果的にできるようになっていったが、最初からできるわけもなく、トライ アンド エラーを繰り返していくのです。

変化が乏しく、質を上げていけば勝てる世の中では、日本の方が強いと思います。日々改善し質を上げていく。
しかし、変化が激しく、やる内容がどんどん変わる世の中では、日本の強みが弱みになってしまっています。

ちょっと話がそれました。

 

日本の民間の取り組みは進んでいた

一方で、実は日本の民間からの個々の取り組みの歴史は早い段階で始まっていました。

例えば、2002年には埼玉大学にSTEM教育センターが設置されました。
一番早いプログラミング教室は、2003年に開校しています。(「クレファス」というロボットプログラミング教室)2009年には、現在の大手のプログラミング教室のヒューマンアカデミーが開校しており、すでに10年の歴史があります。

義務教育はそこから10年、20年も遅れているのです。

「学校では教えてくれない・・・」という本がたくさん出る理由もわかりますね。

 

そして、今、ロボット教室やプログラミング教室は他の習い事の人口がどんどん減っていく中で、驚異的な成長をしています。

義務教育が対応していなかった中、民間では既に10年〜15年もの歴史があり、教えるノウハウも溜まっている。
義務教育が変わる今、その認知がようやく広がり、学校の先生の質を信頼できない人たちが、ノウハウのある民間の教室に殺到しているという状況です。

 

まとめ プログラミングスキルが当たり前に必要とされる世の中に

ここまでの話をちょっとまとめます。

  • 世の中のデジタル化が進んでおり、ロボットやプログラミング、AIなどを学んでいく必要がある
  • 世界では、何年も前から教育が変わってきている
  • 日本の義務教育はかなり遅れている。が、ようやく変わり始め、認知が急に広がっている
  • 日本でも、民間は10年以上の歴史があり、十分に良い質で学べる土壌が整ってきている

 

つまり、これからは、ロボットプログラミングできるというのが、当たり前になります。
しかも、義務教育に取り入れられるようになり、認知は急激に上がります。
そこに乗り遅れないように、対策を考えて行きましょう。

 

さらに詳しく理解したい方は、こちらの記事も参照して見てください。
>>>これからの子育てにSTEAM教育が必要と言われるが、なぜ?何をすれば良い?

 

小学生に人気のロボットプログラミング教室を5つ紹介

ロボット教室は世の中に10以上ありますが、このブログではその中でもメジャーな5つを紹介します。
ある程度ググるとロボット教室の口コミ記事などが出てきますが、いろんなサイトを見てきましたが、だいたいこの5つに集約されます。

ちなみに、ヒューマンアカデミーロボット教室押しが一番多かったです。
もちろん私も良いと思います。
ただ、最適な教室は本当にそれで良いか?ちょっと考えて見ましょう

ヒューマンアカデミー ロボット教室

 

初期費用 入会金:10,000円
ロボット費用:28,500円
月謝 9,500円
(授業料:9,000円、テキスト代:500円)
授業回数・授業時間 2回/月、90分/回
使うロボット オリジナルロボット
対象年齢 小学生〜
教室の場所 全国
教室の数 1400
特徴 ・ロボット教室開始から10年以上の実績
・国内シェアNo1

ヒューマンアカデミーは、一番バランスが取れたロボット教室です!

また、5つのロボット教室の中で、最も安く、最も教室の数が多いです。
安かろう悪かろうという訳ではありません。ネットでの満足度も高いので、十分候補になるのではないでしょうか。

 

リタリコワンダー

 

リタリコワンダー

 

初期費用(税抜) 入会金:15,000円
ロボット費用:0円
月謝(税抜) 月2回:15,000円(授業料:12,000円、テキスト代:1,000円、教室運営費2,000円)
月4回:24,000円(授業料:20,000円、テキスト代:2,000円、教室運営費2,000円)
授業回数・授業時間 授業回数は選択可能
2回/月
4回/月
いずれも1コマ90分
使うロボット ロボットクリエイトコース:レゴ WeDo2.0
ロボットテクニカルコース:レゴ マインドストーム EV3
対象年齢 5歳(年長)〜
教室の場所 東京・神奈川
教室の数 16(東京12、神奈川4)
特徴 ・一人一人を大切にするロボット教室
・人気No1
・ワンダーメイクフェスという、子供が取り組みをプレゼン、発表をするフェスが年に1〜2回実施される

リタリコワンダーは、東京・神奈川しか教室が無いですが、人気は抜群です。
発達障害の子どもの教育の事業から開始しているため、一人一人の子どもを大切にし、彼らの意思やクリエイティビティを育てることにとても重点的に取り組んでいます。
また、他の教室がフランチャイズ方式をとっているのに対して、リタリコワンダーは直営で経営しているようですので、先生などの品質も比較的高いといえる点もグッドポイントです。

 

アーテック エジソンアカデミー

アーテック エジソンアカデミー

 

初期費用(税抜) 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
入会金:0円〜10,000円
ロボット費用:0円〜40,000円
月謝(税抜) 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
8,000円〜12,000円
授業回数・授業時間 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
2回〜4回/月
使うロボット アーテックロボ
対象年齢 小学3年生(推奨)〜
教室の場所 全国
教室の数 約900
特徴 ・アーテックロボは世界25カ国、日本全国4000カ所の幼稚園・保育園で採用、小学校は150以上で採用
・授業で利用するエキスとは非常に細かくわかりやすく記載
・「ユニバーサルロボティクスチャレンジ(URC)」というアーテックロボを使ったロボットコンテストに参加可能

アーテック エジソンアカデミー の運営会社は、教材となっているアーテックロボを開発・販売している会社でもあります。
そのため、カリキュラムやマニュアルなどもしっかりしています。
このアーテックロボは幼稚園から小学校にも採用されるほど信頼の高いものです。
教室の数も1,000近くあり、ロボット教室の大手ですので、安心して選ぶことができると思います。

なお、エジソンアカデミーで使われているアーテックロボはamazonなどから購入も可能です。
購入して自宅でロボットを作ることも可能です。

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アーテック
¥30,891
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STEMON(ステモン)

ステモン

初期費用(税抜) 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
入会金:10,000円
ロボット費用:0円〜40,000円
月謝(税抜) 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
10,000円〜15,000円
授業回数・授業時間 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
2回〜4回/月
60分/回
使うロボット アーテックロボ(教室によって変わる可能性あり)
対象年齢 年長〜
教室の場所 全国
教室の数 62(東北2、北関東4、東京32、神奈川5、埼玉2、千葉3、中部2、関西6、四国2、九州3、沖縄1)
特徴 ・公立小学校におけるプログラミングの導入実績はNo1
・運営会社代表の中村社長は小学校の教育委員会との共同事業といった教育活動の実績あり。

ステモンの教室は全62校のうち、2019年に新規開校が13校にものぼります。
25%も成長しており、その勢いを感じます。
ステモンはまだまだ学校の数は少ないですが、成長度合いに勢いを感じます。

 

クレファス(Crefus)

crefus

初期費用(税抜) 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
入会金:15,000円
ロボット費用:8,000円、24,000円、53,000円(コースにより三段階)
月謝(税抜) 教室・コースにより変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
11,000円〜15,000円
授業回数・授業時間 教室により変わる(各教室で値段設定のため、以下は目安)
3回/月
60分/回
使うロボット ベーシック:レゴ 楽しい基本ブロックセット
スタンダード/ アドバンスコース: レゴ WeDo 2.0
Crefusコース:レゴ マインドストーム EV3
対象年齢 年長〜
教室の場所 全国
教室の数 125(北海道2、東北2、北関東8、東京17、神奈川16、埼玉4、千葉3、中部30、関西13、中国地方5、四国1、九州21、沖縄3)
特徴 ・2000年代初頭からロボット教育に関する事業をはじめ、2003年よりロボット教室を開校し、ロボットに関する老舗
・本格的なロボットプログラミングを学ぶことができる。
・First Lego League(FLL)といったロボットコンテストやVEX IQといったSTEM教育の世界大会への出場もサポート。

クレファスは、どの評価サイトを見ても、ロボットプログラミングを本格的にやるなら、クレファス。ただしちょっと高い。という口コミであふれています。
実際に、ロボット教室では最も老舗ですし、創業もロボット研究から教室を作るに至っています。
ただ、ロボット教室を通うのに、必ずしも本格的なロボット製作が目的でも無いので、まずは体験授業を受け、お子さんの興味などを見てから転校するなどでも良いかもしれません。

クレファスで使われているレゴのロボットは、一般のレゴストアではなかなか売られていませんが、amazonなどネットから入手する事も可能です。

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まとめ:各社比較

それぞれのロボット教室の概要を比較表にしました。

ヒューマンアカデミー  リタリコワンダー エジソンアカデミー ステモン クレファス
教室のスタイル バランス型 自由に企画力育成重視 きっちりエンジニア力重視 きっちり企画力育成重視 自由にエンジニア力育成重視
月謝 9,500円 15,000円 8,000円〜12,000円 10,000円〜15,000円 12,000円〜15,000円
教室数 1400 16 900 62 125
対象年齢 小学生〜 年長〜 小3〜 年長〜 年長〜
使うロボット オリジナルロボット レゴ アーテックロボ アーテックロボ レゴ

 

最適なロボット教室をどのように選ぶか?

すでに比較表を見てきましたが、ロボット教室をどのように決めるかについて考えて行きましょう。
見るべき観点は以下の8つです。

観点1:立地

観点2:曜日・時間

観点3:月謝

観点4:口コミ

観点5:教室の運営会社の信頼性

観点6:教えてくれる先生(サポーター)の質・信頼性

観点7:教室で使う教材(ロボットの種類)

観点8:ロボット教室に何を求めるのか?

観点1〜4の立地や曜日・時間・月謝・口コミなどは当たり前でいうまでもないかもしれません。

観点5に上げた運営会社の信頼性については、これらのロボット教室ですが、成り立ちがバラバラです。
それぞれの会社のウェブサイトのリンクを貼り付けていますので、時間があれば、参照して見てください。

 

観点6〜7の先生の質やロボット教材などは、無料体験教室にて確認するのが良いでしょう

観点8が最も重要です。
よくある問題で、ロボット教室は、我々親世代は、子供の頃になかった習い事なので、あまりよく知りません。
また、結構な金額がかかるので、子供の成長に確かに身になっているのかが気になってしまいます。

一方、ロボット教室には色々な成長要素が含まれています。
理系教科の理解、プログラミングスキルの強化、論理的思考能力強化、発想力・創造性の育成、プレゼン・コミュニケーションスキル。
これらは、同じことをやっていてもつきませんし、定量的に測れない能力が多いです。

そのため、「ロボット教室に何を求めるのか」という点をある程度クリアにしておくことが大切です。

 

ロボット教室に何を求めるのかをクリアにしよう

とはいえ、どのようにクリアにすれば良いかわからないですよね。

そこで、当サイトオリジナルで簡易に頭を整理できる質問を用意しました。

まずは、以下の質問に回答して見てください。

どちらの優先度が高いでしょうか?
(どちらも重要と思いますが、優先度をつけてみてください)

A. カリキュラムがしっかりしており、子供の成長がわかりやすく把握できること
B. 子供が自主的に考え、自分で決め、子供のペースで進められること
この回答、AかBか覚えておいてください。
もう一つです。

どちらの優先度が高いでしょうか?
(どちらも重要と思いますが、優先度をつけてみてください)

1.  ロボットプログラミングを通して、企画力やアイディアを考える楽しさ感じ、プレゼンできるようになること
2.  ロボットプログラミングのスキルを身につけ、自分なりに工夫して性能の高いロボットを作れること

答えは出ましたか?
A-1、A-2、B-1、B-2
いずれかにきまりましたでしょうか。

 

あなたにオススメのロボット教室は以下です。

ロボット教室 4象限分類

ロボット教室 4象限分類

A-1:計画的に企画・プレゼン力を磨く
➡️ステモンがオススメです(ステモンの公式ホームページを見る

A-2:徹底的に理系のスキルを磨く
➡️エジソンアカデミーがオススメです(エジソンアカデミーの公式ホームページを見る

B-1:自由な発想で自分で企画していく
➡️リタリコワンダーがオススメです(リタリコワンダーの公式ホームページを見る

B-2:理系のスキルを磨き自分で作れるようになる
➡️クレファスがオススメです(クレファスの公式ホームページを見る

 

最後に、実はすべてのバランス型の教室がヒューマンアカデミーです。
上記の教室とともに、体験授業を受け、その差を見て決めるのが良いかと思います。
➡️ヒューマンアカデミーロボット教室(公式ホームページを見る

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
お子様にあったロボット教室が見つかるといいですね!

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