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子供の読解力を高めるために家庭でできる3つの事

家庭でできる読解力対策法

こんにちは。今日も教育熱心kurokoです。

最近、よくこんな話を聞きませんか?

子供の読解力が下がっている。

AI時代に読解力がとても大切だ。

 

事実、PISAの報告で、日本の読解力が連続で順位を落とし、15位になってしまっています。
原因は、ネットの浸透やゲームにハマる事で、読書の時間が取れていないなど様々言われていますが、定かではありません。

PISA 読解力順位

出典:毎日新聞社webページ

 

 

実は、個人的には、世界で日本の読解力が低い理由は、日本語の複雑性もあるのではないかと思っています。

日本語は、世界でも有数の曖昧な言語です。
これは、逆を言うとあまり言語を明確に言う必要がなく、ハイコンテクストなコミュニケーションができると言う理由でもあります。

つまり、空気を読んだり、相手の微妙な表情を読み取って意思を感じたり、言語を介する事なく、コミュニケーションが成り立っています。

しかし、そのような状況に誰でもなれるかとういと、そう言うわけではありません。

 

例えば、私の子供のテストの回答や、できない問題の内容を聞くと、知識がないわけでも、考える力が無いわけでもなく、
『何を聞かれているのかわからない』という事が多かったのです。

例えばこちらの答案。

KUROKO

正直、最初みたときは、なんでこんな簡単な問題をわからないのだろうとびっくりしました。。

よく話していくと、トマトはいわき産、紅ほっぺは静岡産とわかっています。
「何を見ると品物の産地がわかるか?って、そんなの見ればわかるじゃん。何でそんな事をきいているの?何と答えればいいの?」

と話しているのです。

これは、知識がないのでなく、テストとしてどんな問題を聞かれているのかわからない。または、
テストなのだから、何か難しい問題何だろうという思い込みがあって、問題文をよく読んでいない。
さらに言えば、テストの出題の背景がわかっていない。

といった事が原因だと思います。

結局、知識はあるけれども、聞かれていることや、何を問うている問題なのかがわからなければ、その知識も使えないと言うことになります。

 

以上ふまえ、このブログでは、このような問題を読解力の不足と定義し、その読解力をどのようにしたら高めていけるのかについて、考えていきたいと思います。

 

読解力を上げるための3つの方法

子供の読解力を上げるために、家庭できる効果的な方法はどんなことでしょうか。

主に3つ方法があります

  • 読書する
  • コミュニケーションの場を作る
  • 読解力を求められる問題集を集中的にやる

この3つの方法、継続的に、ちゃんとやるのは結構難しいですよね。

特に読書って全然しないのよねぇ

しろこ

 

ここからは、「どのようにしたら、継続的、かついちいち言わなくても子供がやるようになるか」について深掘りしていきます。

我が家の事例とともに、うまく行った方法、失敗した方法を紹介したいと思います。

 

子供に読書をうながす効率的な方法

うちの子供のケースでは、

「読書しなさい!」
「本を読みなさい!」
と言ってもなかなか子供は本を読みません。

本を買ってあげても、なかなか読みません。

大切なのは、子供も夢中になる本を見つけることです。
そのために重要だったのは、子供が自分で読みたいと思う本を手を取ることです。

そして、読書に慣れたら、徐々にいろんなジャンルの本を試させるという方法が良いと思います。

 

では、まず最初に子供に本を手に取らせるためにはどうすれば良いでしょうか。
うまくいったケースです。

✅ 図書館に行って、好きな本を見つける

✅ 本屋に行って、好きな本を見つける

特に本屋の方が良かったかもしれません。
「1冊だけ買ってあげる」
こういうと、子供は真剣に1冊を探し始めます。

図書館でも借りる本の数に制約があるので良いのですが、借りても読まずに返してしまうというケースがありますね。

でも、借りて気にったら買ってあげても良いと思います。
小学校の低学年くらいなら、子供は何度でも同じ本を読んだりするものなので。

最初は、なるべく実物を見て、選んでもらうのがいいと思います。

結構手間はかかるわね。。

しろこ

KUROKO

そうそう。興味を持たせるのは大変。
でも、アマゾンキンドル for キッズのサービスを知ってからは、子供が勝手に読み始めたよね!

このアマゾンキンドル キッズモデルについて深掘りします。

このサービスは、約1万円で、端末が付き、さらに1000冊以上が1年間読み放題なんです。
これで好きな本を選べるし、子供が自分で次から次に好きな本を選んで読み進める事ができます。

さらに、親はスマホアプリで子供がどのくらい読書をしているかは把握できるのです。

これは本当にオススメです!

また、キンドルキッズについて、どんな本が入っているのかなど、詳しく知りたい方は、こちらのブログ記事も合わせてどうぞ。
➡️ 1万円でキンドル端末と1000冊の本が読み放題を使ってみた!結果かなりおすすめ。

 

子供と本について話す事で効果はさらにある

また、本を読んだら、その感想文を書くのが理想とあります。

これは、本を読んでどのように感じたのかとか、内容を理解するなど、読んで終わりではなく、振り返ることで、知識が定着化していくのでおすすめです。
これをやる事で、読解力ももちろん、表現力や考える力がつきます。

とはいえ、感想文を書かされるなら、そもそも本を読みたくない。など、実際には、なかなか難しいです。。

うちの子供も、夏休みの宿題で最もつらいのが読書感想文だそうです。。
正直、感想文などをまともに書いた事はありません。

そこで、考えました。
文章として書くのにまずハードルがあります。
まずは、しゃべらせるのが良いと。

具体的なやり方は、
食事の時に、最近読んだ本の話題を話します。
そこで、子供にいろいろと質問をして話すようにうながすのです。

そこで聞く質問はシンプルで、例えば、

✅ 面白かったところは何?

✅ 感動したところは何?

✅ 自分と似ているところはどういうところ?

さらに、これらの回答から、質問を深掘りしていく事ができます。

あまり聴きすぎると嫌になっちゃうので、程よく聞くというのが大切ですかね。

 

そして、その時に、その本が面白かったなら、関連してこの本を読んでみたら?
とオススメするのが効果的です!
この時大切なのが、「子供が面白そうだな!」と思えるようなところです。

これをするには、親も本を知っておかなければならないというのはあります。。

 

読解力をつける問題を解くのが効率的

本を読むだけでは、理解度をあげるには片手落ちです。

読解力を上げるための問題集を解くことがとても効果的です。

ただし、本屋によくある普通のドリルなどは、オススメしません。
ひらがなや漢字、計算問題などの練習には良いですが、読解力を強化するにはあまり向いていません。

そこで実際に使ってみて良かった読解力強化の学習テキストを3つほど紹介します。

ロジカルキッズワーク

ロジカルキッズワーク

ロジカルキッズワーク

これは、学校のテストでも応用問題として出てくる算数の文章問題のようなテキストです。

具体的にどんな問題なのか見てみましょう。

ロジカルキッズワーク

ロジカルキッズワーク

一見普通の問題に見えますが、文章が多いのがわかると思います。
この問題は算数でいうところの集合の問題ですが、この学習本の題名の通り、ロジカルに考える力も合わせてつきます。

さらに二つほど、参考となりそうな例を提示しておきます。

ロジカルキッズワーク

ロジカルキッズワーク

これは、ストーリーがどのようにつながるか。という問題です。
まさに読解力が無いと解けない問題です。

ロジカルキッズワーク

ロジカルキッズワーク

実は、この問題はちょっと難易度が高いです。
薬の名前が全く馴染みがありません。(大人の私たちが読んでも、名前に馴染みは無いですよね。。)

結果、しっかり読んで理解しないと問題は解けません。

 

このように、このロジカルワークという学習本は読解力やそれに伴うロジカルシンキングを学ぶ基礎として最適です!

 

5分で論理的思考力ドリル

もう一つ同じような学習ドリルがあります。

5分で論理的思考力ドリル

5分で論理的思考力ドリル

これも同じようなロジカルシンキングのドリルです。

実はこのドリル、ソニーが作っているんです!
最近のソニーは教育事業にかなり力を入れているんですよね。
➡️ ソニーの教育事業がアツい! -ソニーが本気で作った3つの教育玩具とは

 

この論理的思考力ドリルはどんな問題が含まれているのか紹介します。

5分で論理的思考力ドリル

5分で論理的思考力ドリル

算数の文章題のような問題ですね。

これを解くには、まずどのようなゲームをしているのか読み取る必要があります。
その上で、さらに問題のパターンを考える必要があります。

大人でも、すぐに答えがわからないので、親子でやるのもおすすめです。

もう一つみてみましょう。

5分で論理的思考力ドリル

5分で論理的思考力ドリル

この問題は、先ほどの問題よりも、「問題としてはわかりやすい」です。
「ジャンケン」といういつもやっている事から出ているからです。

とはいえ、なかなか考えるのがややこしいです。

もう一つ。こちらの問題は、大人の私も、ヒントをみないとわからなかった。。

5分で論理的思考力ドリル

5分で論理的思考力ドリル

どうでしょう?すぐわかりますか?

ヒントがどのように出ているかも提示してみます。

5分で論理的思考力ドリル

5分で論理的思考力ドリル

ここまで読めばわかりますね。

これを小学生が解くというのは、なかなかのハードルというのがわかっていただけるのでは無いかと思います。

これで1000円程度なので、おすすめだと思います!

 

進研ゼミの考えるプラス

最後に、もう一つおすすめなのは、進研ゼミです。

進研ゼミといっても、普通の進研ゼミのコースではなく、
「考えるプラス」という応用コースになります。

進研ゼミ 考えるプラス

進研ゼミ 考えるプラス

このコースは、今まで挙げたような問題のみが入っているコースと言えます。

実はうちの子供は、進研ゼミの普通のコースはやっておらず、「考えるプラス」のコースのみ入っています。

進研ゼミの普通のコースに入らなくても、応用コースだけ取れるというのは、意外でした。

 

それでは、「考えるプラス」がどんな問題なのかみていきましょう。

ちなみに、これは小学校3年生のコースです。

進研ゼミ 考えるプラス

進研ゼミ 考えるプラス

子供が書き込んでしまっているので、、

だいぶ汚い字で我が子ながら、恥ずかしい

小さいですが、問題が徐々に難しくなっています。
単なる計算問題ではなく、読んで考える問題になっています。

先に紹介した「ロジカルキッズワーク」や「論理的思考力ドリル」の問題ととても似ていると感じると思います。

次に国語の問題を見てみましょう。

進研ゼミ 考えるプラス

進研ゼミ 考えるプラス

この問題は、自分で物語を考えて、作ろうという問題です。

絵があるので、ヒントがありますが、基本的には「正解」がなく、自由です。

このような問題を解く事で、読解力から思考力、クリエイティビティまでつくように考えられた素晴らしい学習教材だと思います。

また、通常の進研ゼミ同様、赤ペン先生に送る問題もついています。
(もちろん、努力ポイントがたまって、商品と交換もできます)

上に提示したのは小学校3年生の教材ですが、小学校1年生から入ることができます。

とってもおすすめだと思います。

➡️ 詳細は、進研ゼミ小学講座の公式サイト


今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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