毎年優秀な玩具や教育サービスがエントリーされるグッドデザイン賞ですが、
2019年のグッドデザイン賞が発表されました。
グッドデザイン賞はジャンルを問わず、多数の商品、サービスが選ばれますが、子供向けの商品も多数出品されており、選定されます。
知育玩具やおもちゃは、やっぱり何を選んだら良いかの基準が難しいから、グッドデザイン賞の受賞というのは1つの基準になるわね。
しろこ
KUROKO
それに、今まで知らなかった玩具や教育のサービス、最近の流行りがわかってくるから、一通り目を通しておくといいと思うよ!
今回の記事では、2019年に受賞した、子供向け教育商品、サービス7個紹介します。
TOIO(トイオ) ゲズンロイド <グッドデザイン賞ベスト100に選出!>
私が子供の頃は、工作といえば、厚紙を切って何か作ったり、ハンダゴテ使って、電子機器を作ったりしましたが、今の自体はセンサーとプログラミングを使って工作をしていきます。
2020年から小学校の学習指導要領も変わり、プログラミングの要素が各授業に取り入れられることになりました。
将来の職業もAIに駆逐されるといわれる中で、プログラミングの考え方を小さい頃から身につける重要性が注目されています。
世の中には小学生向けのプログラミング教室などのお稽古もものすごい勢いで生徒数が増えているようです。
>>>子供向けロボットプログラミング教室で有名なリタリコワンダーに2年通ってわかったこと(口コミ、意義)
このゲズンロイドがすごいのは、紙で簡易に作ったものが、本当の生き物のように振舞っているところです。
ぱっと見では、こんなのに
なお、このゲズンロイドは、本体のTOIOが必要になります。
このTOIOそこそこのお値段がするのですが、子供が夢中になって遊ぶことを考えると、ちょっとしたゲーム機を買うよりも何倍も価値があるように思います。
ちなみに、このTOIOの政策はプレイステーションで有名なソニーインタラクティブが作っています。
どおりでゲームっぽい仕上がりになっているわけです。
ここからは、グッドデザインアワードに選出された玩具です。
TOIO GoGo ロボットプログラミング
なんとTOIOは2つも受賞しています。
ただし、先ほどの「ゲズンロイド」はグッドデザイン賞ベスト100に選ばれています。
こちらはグッドデザインアワードに選出されました。
こちらも動画を見るとわかりやすいです。
確かにゲズンロイドの方が気持ち悪くて?笑 惹かれるものがあります。
こちらはより、真面目に勉強できるような作りになっています。
そして、わかりやすくプログラミングをしっかりと学べるようになっています。
個人的にはゲズンロイドでしっかり子供の心をつかみ、
プログラミングの基礎を学ぶにはこちらはオススメかなと思います。
Botzees Coding Robot
これまたロボットです!
しかし、ただのロボットではありません。
- ロボットを組み立てる
- プログラミングして動かす
- ARを使って現実とバーチャルを重ね合わせる
このようにして、子供達は遊びながらにして、最新のテクノロジーを感覚的に学ぶことができます。
詳しくは、動画があるのでこちらを参照いただけるとよりわかります。
どうでしょう?
もはや玩具というレベルを超えているような感じですね。
子供がこれをガンガン使いこなせるようになったら、将来いろんなものが作れる可能性が出てくるなと思わせる玩具です。
実はレゴからも似たような商品が出ています。
>>>レゴでロボットプログラミング! 最新知育に必須アイテムだった
ボードゲーム Teyney さざ波
ちょっとお値段は張りますが、インテリアにもなりそうなデザインされたボードゲームです。
ゲームの内容はオセロのような遊び方ができます。
このコマは、京都の町工場の職人芸で作られています。2種類の金属を継ぎ目のない加工を行っているとのこと。
そして、木の盤も圧巻です。
KUROKO
子供に上質の玩具で遊ばせることで、感性が大きく変わる。と、海老蔵さんも言っていました!
価格:37,000円
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絵本 あいうえおえほん
このえほんは最近の絵本ではありません。
なんと、1982年に出版された絵本とのこと。
もう親となっている方も、子供の頃に読んだことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
40年近くの歴史を経て、100万人以上の子供たちに読み継がれている絵本です。
「ひらがな」をまず学ぶために使いますが、同時に「ひらがな」の美しさも伝えることを目的として作られたそうです。
作者であり、デザイナーの戸田幸四郎さんは2011年にお亡くなりになりましたが、その基本的な考え方は今も受け継がれています。
ホームページを見るとシンプルで丁寧な考え方がとっても伝わってきます。
安心して子供に読ませたいなと思わせるようなデザイナーだと思います。
>>>Toda Designのホームページ
ちなみに、グッドデザイン賞で絵本が受賞するのはこれが二回目です。
初回は昨年2018年に「一人称童話」ということで、桃太郎、浦島太郎、シンデレラの童話を一人称で語った絵本が受賞しています。
これは、視点をうまく変えた形での絵本で、とてもおもしろいです!
KUROKO
個人的にはヨシタケシンスケさんの絵本に受賞してほしい!
デジタル教材 JAL STEAM SCHOOL
JALがCSR活動として行っている「空育」のプログラム「JAL STEAM SCHOOL」をデジタル化した展示コンテンツ。
この取り組み、個人的には、とってもいいと思いました。
単に飛行機のことに興味を持つだけでなく、万が一の時の行動を実際に体験することができる点です。
本質的には、今後地震や台風などの災害が起きることが想定されますが、このようなエンタテインメントを交えた教育パッケージなどを開発することで実体験からの学びというものがあるのでは無いかと。
>>>空育
なりきりラボ・おしごと算数
最近は様々なお稽古が増えてきています。
ダンスやプログラミングなどありますが、このような実際の職業を疑似体験できるようなお稽古は確かにユニークです。
この教材は、職業になりきる「なりきりラボ」と、そこに連動して算数を学ぶ「おしごと算数」の2つで成り立っています。
よく、算数や数学は社会に出たら使えない。なんのためにやっているのか?
といった話が出てくると思います。
(私はそんなことはないと思うのですが、、)
この教育では、職業を理解し、それに沿って、算数を覚えるといった形での教育を志向しています。
ですので、例えば、コンビニ店長になり、儲けの計算をするために算数を使う。
そうすることで、社会に出てからのリアルな学問の使い方を先に実感し、科目に戻って想像しながら勉強しようという試みです。
非常に理にかなった学び方だなと感じました。
詳細はこちらから。
>>>なりきりラボ・おしごと算数
まとめ:2019年グッドデザイン賞受賞の玩具・教育サービス
まとめです。
2019年のグッドデザイン賞受賞の玩具・教育サービスを7つ紹介しました。
グッドデザイン賞ベスト100選出
- TOIO ゲズンロイド
グッドデザイン賞アワード選出
- TOIO GoGo ロボットプログラミング
- Botzees Coding Robot
- ボードゲーム Teyney さざ波
- 絵本 あいうえおえほん
- デジタル教材 JAL STEAM SCHOOL
- なりきりラボ・おしごと算数
今日の記事はここまでです。
子供の育児に参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。